敦賀市議会 2021-03-22 令和3年第1回定例会(第5号) 本文 2021-03-22
そのため、今年の夏に方向性を出すと言われている第6次エネルギー基本計画の見直しに当たり、新増設、リプレースを含めた原子力政策の確固たる方針を明確にすること、引き続き敦賀市を原子力エネルギーの中核的研究開発拠点に位置づけ、その実現に向けた具体的施策を示すこと、使用済核燃料の敷地外への早期搬出に向け、国が前面に立ち、中間貯蔵施設や再処理工場の早期整備を明確に示すこと。
そのため、今年の夏に方向性を出すと言われている第6次エネルギー基本計画の見直しに当たり、新増設、リプレースを含めた原子力政策の確固たる方針を明確にすること、引き続き敦賀市を原子力エネルギーの中核的研究開発拠点に位置づけ、その実現に向けた具体的施策を示すこと、使用済核燃料の敷地外への早期搬出に向け、国が前面に立ち、中間貯蔵施設や再処理工場の早期整備を明確に示すこと。
発電所サイトから本来の搬出先であります六ヶ所村の再処理工場が稼働しない中、サイト内に燃料をためないため苦肉の策として考えられましたが、東京電力福島第一原発事故で状況が一変。燃料の搬入時期や保管後の移送先は示されておらず、施設の存在意義は薄らいでいるとも言われています。
原子力機構としても、平成26年度に海外の再処理工場における受け入れを視野に入れまして再処理及び輸送の可能性等の概略検討などを行い、平成27年度からは使用済燃料輸送キャスクの設計、安全解析及び輸送手続等の検討などを行ってきたとの報告は受けてきましたが、ようやく技術的なめどがつき、搬出時期についても見通しが得られたことから、この時期の報告となったということでございます。
1500体のうち1000体を原子力機構の東海村再処理工場で再処理した実績がありますが、新規制基準に適合させるには約1000億円の費用がかかるからと、監督官庁の文科省とともに原子力機構が廃止措置に踏み切ることを決定したわけで、実に無責任にも廃止措置に移行させ、海外再処理の選択しかないというのは今も明らかであります。
もんじゅの使用済MOX燃料の県外搬出を国が責任を持ってやっていくというなら、渕上市長、ここは国内に新たにプルサーマル発電でもふえ続けるであろう使用済MOX燃料を再処理する第2再処理工場を国の責任で整備するよう求めることこそ核燃料サイクル政策を進める上でも必要なことであり、全原協としても強く求めるべきだと考えますが、市長の見解を求めます。
当面、中間貯蔵施設の具体化はしておらず、頼みとします青森県六ヶ所村の再処理工場の稼働も見通せない状況で、先般、野瀬高浜町長が県外での建設が決まらない場合、原発敷地内で専用の金属容器に入れて保管する乾式貯蔵に言及されました。 一方で、山口美浜町長が6日の記者会見で、関西電力が県外での建設を目指している使用済核燃料の中間貯蔵施設について、県と関電が県外と言っている。
また、委員の理解を深めるため、平成27年度には、青森県むつ市のリサイクル燃料貯蔵施設、同じく六ヶ所村の六ヶ所再処理工場を視察し、核燃料サイクルについての見識を深めました。そして、平成28年度には、北海道幌延町の幌延深地層研究センターを視察し、高レベル放射性廃棄物の深地層処分等に関する調査研究の取り組み状況について研修を行いました。
さらに使用済み核燃料再処理工場も稼働しない、核燃料サイクルのかなめであるもんじゅも廃止の方向と伝えられております。これ以上の使用済み燃料を出さないためには、運転を停止するか、やがては乾式キャスクによってサイト内保管といった問題が提起されるのではないかと危惧するものであります。
青森県の六ヶ所村の使用済燃料再処理工場も20年たった今も稼働できる見通しはありません。プルトニウムを加工したMOX燃料を使うプルサーマル発電の原発も稼働していません。もんじゅの使用済燃料の再処理、処分、こういったものも一切決まっていません。
64 ◯15番(和泉明君) ふげんの使用済燃料、プールで長期間冷やされていたので、今後、例えばプール内の水がなくなっても250度以上には上がることがなく、被覆管が破損することはないということは原子力規制委員会も認めておりますけれども、当初ふげんは当然のように東海村の再処理工場に送られる予定だったんですけれども、東海村のほうが逆に新規制基準に照らし合わせたときに1000億円
規制委員会に安全審査が出されています青森県六ヶ所村にあります日本原燃の使用済核燃料再処理工場、さらに当市に位置します高速増殖原型炉もんじゅの再稼働見通しも不透明であり、原発再稼働がこのまま進めば、この使用済核燃料の処分問題がまたまた大きくなることは火を見るよりも明らかであります。 使用済核燃料は、原発を再稼働すればさらにふえ、動かさなくても今あるものは最終的に安全に処理しなくてはなりません。
これのサイクル路線の問題点は、今さら私が言うものでもありませんけれども、青森における再処理工場は事故続き、それから生まれたプルトニウムはもんじゅで燃やすということですけれども、わずか3カ月だけ動いて、後は全部とまってる。
青森の再処理工場での技術は、原子力発電所以上に未熟で危険ですし、もんじゅも重大事故続きで、実用化のめども立っていないのであります。 このような重大な問題を持つ今回の戦略は、私は反対をするものであります。 さて、今回提出された議員発議の内容は、原発再稼働容認の立場から戦略の見直しを要求しているものになっております。このような立場では、国民の願いである原発即ゼロにはなりません。
政府が青森県六ヶ所村に建設した再処理工場の施設は原発以上に技術的に未完成で危険なもので、実際に多くの事故を起こし、稼働するめどが立っておりません。仮に稼働したとしても、その結果生まれる高レベル放射性廃棄物などをどう処分するかについての解決策もありません。 現在、原発で生じた使用済燃料は、それぞれの原発の貯蔵プールで貯蔵されておりますが、あと数年で満杯になる原発も少なくありません。
原子燃料サイクル事業施設である日本原燃株式会社は、ウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター、MOX燃料工場、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、再処理工場、使用済み燃料受入貯蔵施設の六つの事業を行っておりました。
しかし、もんじゅのたび重なるトラブルで試運転もままならず、これを商業炉でのプルサーマル燃料にして使用しても、使用済みMOX燃料の搬出先が決まらず、原発構内でたまり続ける問題、更にかなめとなる再処理工場はトラブル続きで、技術上困難となっております。このような核燃料サイクル計画は断念すべきと主張いたしますが、町当局の認識と方針を示していただきたい。
核燃料サイクルでかなめとなる青森の六ヶ所村の使用済燃料の再処理工場ではトラブルが続いており、本格操業は2年延期されましたし、また、これまで18回にも及ぶ延期、延期となって当初の計画から15年おくれとなった現在においても先行きが見通せない状況であり、こういった核燃料サイクルは現実的にも甘いものではない。
中間貯蔵、再処理工場については、国としてしっかりとやっていただきたいと考えているとの回答がありました。 以上が原子力発電所特別委員会の中間報告であります。
これを六ケ所再処理工場に運んで、プルトニウムと高レベル放射性廃棄物を取り出す計画でありましたが、先日も新聞に出ておりましたが、六ケ所村の再処理工場は動かず、高レベルの最終処分場は全国で拒否されて、どこにも行き場がないというような状況でございます。 そこでお尋ねしたいのは、大飯発電所原発サイトの使用済み核燃料の保管可能な残り年数についてお尋ねをしたいと思います。
ふえる一方で、六ヶ所村の再処理工場も最終段階で今頓挫している。専門家は、もうああいう処理のやり方はだめで、全く違ったやり方をしようというようなことまで言っているんです。いかに核燃料サイクル路線というのがちょっと今行き詰まっているか。その反面、各原子力発電所サイト内に使用済み核燃料がたまっていくということになっているんですね。